ご覧いただきまして、ありがとうございます。
こちらは、SONYが1979年に発売した、携帯音楽プレイヤー「ウォークマン」になります。言わずと知れた名機ですね。しかもこちら、初代WALKMANの中でも更に限られた「初期ロット」品になります。初期ロットというのは、この型が発売されてから、約30000台目までが名乗ることができる特別な称号です。後に発売される、中期、後期と比べると裏側の「STEREO」という打刻が白色でなぞられている、再生マークの三角形が緑色、ヘッドホン端子の差込口が「GUYS&DOLLS」と刻印されているといった細かな違いがあります。メカニズムも後期とは変わるとのことです。

私も欲しくて大枚をはたき購入したのですが、多趣味故に本腰を入れている趣味にかける資金が底をついてきたので、泣く泣くの出品です。
大切にしていただける方の元へ旅立つことを願っております。

ここからは細かな状態に関する記述です。

まずは、なんと言ってもこの個体、"動作品"です!
しかも、古いカセットウォークマンを修理販売する、その道では知られた方から購入した高品質なものです。
ゴムベルト、ピンチローラーといった消耗部品が新しいパーツに変えられており、アジマス調整も完璧に行われているので、大変高音質なアナログ音源をお楽しみいただけます。実際使用した私自身も、スマホに入れた音楽と遜色がない音色を奏ででくれるので驚きました。
早送り/巻き戻し/ホットライン/といった動作も完璧です。ボリューム調整のガリ音も出でおりません。
ただ3つだけ難点があります。
1つ目は、早送りの際にカタカタ音がすることです。私も同機種を何台か分解整備したことがありますが、恐らくこの音は駆動ギヤが割れてしまっていることで発生しているものと思われます。しかし、音が出ていても使用には影響がないように整備しているとのことなので、お使いいただく分には問題ないと思います。
2つは目は、画像2枚目にあるように、裏面の右下の方が経年による塗装のハゲで時の銀色が出ております。これは金属製であることや、40年以上前の物という性質上、致し方ないでしょう。
3つ目は、本来初期ロットに付属するケースはWALKMANロゴが青色で印刷されているのですが、こちらは初期ロット以降から中期までの白色ロゴになります。

特筆すべき点は以上になります。

最近は側だけ入れ替えたようなエセ初期ロットや、色のさし直しで化粧直しされたまがい品が横行しておりますが、こちらは製造番号からもお分かりいただける通りの完全な初期ロットです。
しかも元気に動くとなるとかなり台数が限られてきますので、今がチャンスです。

昨今のカセットテープブームにあやかり、自宅に眠っているカセットをもう一度かけたいという方。そして、流行りに乗るべくプレーヤーを探しているという方。はたまたウォークマンコレクターの方など、ぜひこの機会にいかがでしょうか？

ソニー(SONY)|ウォークマン|HARDOFFオフモール（オフモ）|2014200000020644

初代ウォークマン SONY ステレオカセットプレーヤー TPS-L2

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